軽貨物と税金・社会保険

軽貨物フリーランスドライバーにとって「税金」や「社会保険」と向き合う時間ほど憂鬱な時間はありません。ましてや会社員からフリーランスになったばっかりの方は、慣れないこともありウロウロしちゃうと思います。

会社員時代はこれらの手続きはすべて会社でやってもらっていたはずですが、これからはすべて自分でやらなければなりません。フリーランス(自営業者)になるという事は社長になるという事なのです。立場が変わったのは分かっているのですが、役所の書類と向き合うと本当にイライラしてきますね。この時代、初めて買った家電でもスマホでも取り扱い説明書なしで使えるようになっています。だからめったに取り扱い説明書を読んで説明されることに慣れていません。しかし役所の手続きは家電やスマホのように「なりゆき」で処理するのは難しいです。家でパソコンを見ながら書類を作成し郵送するより、役所の窓口で担当者に聞きながらボールペンで記入した方が早い場合もあるので、時間のある方にはお勧め致します。

しかしそんなこんなでやっと最初の手続きが終われば、後は毎年同じ手続きないなるので慣れてしまえば大丈夫です。初めての方、頑張って下さい。

そして手続が慣れてから次に問題となるのが、これがフリーランスにとって最大の難関である「自腹から払う問題」です。会社員の時は所得税社会保険料も給料から天引きされていました。しかしフリーランスになると自分の財布から自分で支払わなければなりません。支払う時、なぜか損した気になります。この「損した気」が問題なのです。

この「損した気」を克服することが、フリーランス(自営業者)にとってはすごく大事なことです。我々は日本の社会で生活する上で、安心や安全を確保してもらっています。だから税金や社会保険料は支払わなけばならないのは理解はしています。しかしついつい生きていくための食費や家賃を優先させてしまいがちで、税金や社会保険料を支払う時「損した気」になってしまいます。

しかし税金や社会保険料の滞納は恐ろしいです。この低金利の時代に利息はべらぼうだし(14.6%)、最悪自己破産しても勘弁してくれません(非免責債権)。これは国家に対する罪なので特に

軽貨物フリーランスドライバーと税金・社会保険


厳しくしているそうです。日本では国家が怖いと思うことは少ないですが、当たり前ですが日本も国家なのです。

その為にも最初は難しいですが、生活費と仕事のお金を別勘定にする習慣をつけることをお勧めします。そして何よりも税金とか社会保険について理解を深めることが大事です。それによりいざという時国から補助や給付を受けることが出来る場合もあります。支払う義務を果たし、受け取る権利を行使するのが一番だと思います。

それにしても税金も社会保険料も高いよなぁ~。

軽貨物フリーランスドライバーの方へ

下のサイトを参考にして頂けると嬉しいです。

athlete-grp.co.jp

athlete-grp.co.jp

【軽貨物運送のパイオニアアスリート】編集者より